一生の不覚・5

2003年9月4日
だいぶ待たされた。1時間くらい座ってたと思う(痛…
診察室に通され、どういう状況でコケたか、コケた場所はどういうところだったかを説明する。
「じゃあ、ちょっと診ますから、こっちに背を向けてそこに横になって」と言われたが、横になるのも一苦労。それ以前に、ベッドに横になるために靴を脱ぐのに四苦八苦。なんとか脱ぎ捨て(靴をそろえるために屈むことも出来ない)、医者にケツを向けるように横になる。看護士さんが手伝ってくれて、ズボンを半ケツ状態まで下ろした。
俺のケツを触診した医者の第一声は

「あなた、尾底骨長いねぇ!(・∀・)」

衝撃の事実!! らうるにはシッポがあった!! 普段から人間離れしているだの、デミヒューマンだの言われてる俺にしてみりゃ、なんか絶好のネタを提供された気分。しかも、ただのデミヒューマンじゃなくてライカンスロープでしたか俺。
…いや、長さはどうでもいいから。この痛さをナントカしてくれ。

医者による触診開始。
「この辺は痛む?(・∀・)」
「イタイイタイイタイイイタイ!!!」
「ここは痛い?(・∀・)」
「イタタタタタタタタタタタタ!!!!」
「ここも?(・∀・)」
「ギブギブギブギブギブギブ!!!!!」

新手の拷問ですか、これは(泣

「じゃー、レントゲン撮りましょうか(・∀・)」とやっと開放され、レントゲン室へ。靴を再度履こうとしたら
「こちらを使ってください」とスリッパを貸してくれた。ありがとう、白衣の天使さん(;_;
レントゲン室で、台の上に乗るのに更に四苦八苦。横向きと正面を撮るのに悶絶。
ソレが終わったら、念のため肘(もうアザになりかけてる)も撮影。

レントゲンの現像が終わると、再び診察室に呼ばれた。
医者は隣の診察室で他の患者を診ていたようだが、俺のいる診察室の前を通りかかったとき、俺の顔を見るなり、医者は満面の笑顔でこう言った。

「ポッキリ!!(・∀・)」

「は?」思わずポカンとする俺。

「だーかーらー、ポッキリ折れちゃってる。骨折!(・∀・)」
実に楽しそうにそれだけ言い残し、医者は隣の診察室に行ってしまった。

こ、骨折……。
今までの人生で大病も事故もなく、骨折ひとつしたことないのが、俺の密かな自慢だったのに…骨折? しかもこんなところを(笑
松葉杖とか、ギプスとか、入院とか、いろんな単語が頭をよぎった…。仕事休めねーよ…。

<6へ続く>

一生の不覚・4

2003年9月2日
やっとの思いで病院に着き、初診である旨を告げて保険証を出す。すると、受付の女性から
「職場内や通勤中のケガですか?」と聞かれた。
後で知ったのだが、整形外科にかかるような怪我をした会社員の場合、そのケガが通勤中や職場内で発生したもの=労災である確率が高いので、確認を取るそうだ。確かに、自宅にいる時間より会社や通勤中の時間の方が長そうだから、確率は高いだろうなぁ。
だが、医者でこういう風に聞かれたのは初めてだった。
「はい、そうです。社内で転倒して…」と言うと
「じゃあ、労災になります。健康保険は使えません」と保険証が戻された。そして
「労災の手続きが終わるまで自費で支払うことになりますけど、よろしいでしょうか?」
暗に、『自費だと高いぞ。手持ちはあるか?』と聞いてるのだろう。幸いにして、常に数万のカネは持ち歩くようにしているし、クレジットカードもある(医者で使えるかどうかしらないが)。
ここはひとつ、「大丈夫です、労災でお願いします」と胸を張って答えた。

「じゃあ、そちらでおかけになってお待ちください」と笑顔で勧められたが、なんたって(何度も言ってるが)「座る」のが一番痛い。だが、待合室にいる人数をみると、すぐに診察が回ってくるとも思えない。
意を決し、端のほうにある背もたれのないイスを選んで、手で重心を支えながらゆっくりと座った。…イテテテテ。
やっぱり座ってるとズキズキ痛いので、痛くない姿勢を求めて、右に傾いたり、左に傾いたり、前傾したり。重心が後ろに行くと痛いので、それ以外の体勢で、ゆらゆらと動きながら耐えた(なさけない…)

しばらくすると、受付から「こちらの問診票に記入してください」と声がかかった。
「はい」と咄嗟に立ち上がろうとしたが…イテテテテ!!!! 急には立てない。腰痛がひどい老人のように、中腰のまま一端停止。
その様子を見た受付の人が「そちらまで用紙をお持ちしますから!! 立たなくて結構です!」と慌てたが
「いや、立ってるほうが楽なんで(本音)」と断り、中腰状態からゆっくりと上体を起こすようにして、なんとか直立。受付に立ったまま問診票を記入した。

<5へ続く>

一生の不覚・3

2003年8月29日
痛いのをガマンして、出社準備+医者に行く用意。保険証と、診察券と、現金と…。
ここで、診察券を見ておいて本当によかった。
コケたのが水曜で、医者に行こうとしたこの日は翌日の木曜だったんだが、いつも行きつけの整形外科はなんと「木曜休診」だったのだ。歩くのさえ痛い状態で医者に行き、本日休診の看板に愕然しなくて済んで、本当によかった。

しかし、他に何処の整形外科に行ったらいいのやら。
ふと、ドライブ中にカマを掘られてムチウチ症になった同僚が、会社のすぐ近くにある整形外科に通院していたのを思い出した。そこにしよう! そこなら、出社前・退社後に通いやすい!!
病院の名前は失念していたが、会社の最寄駅周辺でネット検索したところ、すぐに見つかった。(検索中、パソコンチェアに座っているのも辛かったが)

この日は来客予定もないし、夏季はカジュアル服で出社OKな部署なので、楽な服&歩きやすい靴をコーディネイト(笑
着替えるときに屈もうとしたら、ケツ痛くて出来ず、ジーンズを履くのにものすごく苦労したが、全く同じ理由により、玄関で靴を履くのに難儀した。結局、屈んで紐を結ぶ必要のあるスニーカーは履くことができず、爪先で蹴るだけで履けるようなボロ靴になった。

駅まではのろのろと、足を引きずるように。歩くだけでも痛いので、走るなんて出来ないし、階段の昇降は更に辛い。最寄駅がバリアフリーでないのが恨まれる。
通勤ラッシュの時間帯を過ぎていたので、電車は座れる状態だったが、なんたって「座る」という動作が一番イタイし、一度座ると立つのも大変(ムチャクチャ痛い)なので、空席を横目に立ちつつけた。

<4へ続く>

一生の不覚・2

2003年8月21日
用事を済ませ、家に帰ったがやっぱりケツが痛い。
歩いてなくても、立っていなくても、座っていなくても痛い。
何もしなくても痛い。いわゆる「安静」にしてても痛い。
なんかヤバそうな雰囲気。

前に腰痛のときにもらってあまってたシップでも貼ろうかと思ったが、とても起伏に富んだ部位(笑)なので、どうやって貼ったらいいのか見当がつかない。ヘタに貼ると、トイレで「大」が出来ない事態になりかねない。
(つーか、「大」をもよおしても、キバることが出来ないくらい痛かったわけだが)

とりあえず冷やしてみよう、と思い、冷蔵庫に入ってたアイス○ンを取り出し、ケツにあててみた。

…おおぅ、気持ちいい…痛みが和らぐ。
(実際は、冷やして痛覚をごまかしてるだけかも)
しかし、ケツにアイ○ノンを乗せたまま寝るわけにもいかない。
それ以前に、ケツ痛のあまり、普通に仰向けや腹ばいになることが出来ない。横向きに寝るのが精一杯なので、ケツにア○スノンを密着させることが不可能。

いろいろチャレンジしたがやっぱり諦め、そのまま寝ることにした。
本当はフロにも入りたかったが、布団から立ち上がるのもしんどかったので、そのまま這うように移動して目覚まし時計だけをなんとかセットして、そのままダウン。

眠れないほどに痛くはなかったが、目覚めても痛みが改善してない。
コケたときにいっしょにぶつけた肘は順調に痛みが引いてるし、見事なアザになりつつあるのに、ケツはずきずきと痛い。
苦しい体制でなんとかケツを鏡に写して拝んでみたが、腫れてる・うっ血してる・内出血してる、などはなし。

しかしまあ、これほど痛いのはおかしい。
普通に歩くのもしんどく、いつもどおり通勤するのが困難と判断した俺は、会社に「通院のため遅刻」の連絡を入れ、いつも腰痛で通っている整形外科に行くことにした。

<3へ続く>

一生の不覚・1

2003年8月7日
昨日のことだ。
珍しく定時で仕事を切り上げて、会社を出ようと急いでいた。
自分のオフィスのある階から慌てて階段を駆け下りていたとき

…ズルッ!! と足が滑った。

まだ社内用のサンダルを履いてたのが禍したのか、そのまま俺はバランスを崩し、ケツをしたたかに階段に打ちつけた。

社内の階段はPタイル貼りで、滑り止めの金属製フチがついている。どっちも、尻餅をついた人間に優しい仕様じゃない。断じて違う。

そんなところで尻餅をついたわけだから、信じられないくらい、ケツが痛んだ。
痛さのあまり涙目になるし、すぐには立てない状態だったが、そんな中に考えたのは「誰かに見られてないか?!」であり、実際に、背後を振り返って確認したりしたのだ。
後から考えるとユカイな反応だが、まったく、なんてことを考えてるんだか…。

まあ、誰もいないし、来る気配も無いのを確認してから、コケた拍子で脱げてたサンダルを履きなおし、えいやっ、と立ってみた。

…しかし、やっぱりケツが痛い。ハンパな痛さじゃない。歩くと、思わず顔をしかめるほど痛い。
もともと、ケツの肉は薄いほう(かっこよく言うと「小尻」?)だったので、クッション機能が皆無で、ケツの中央にある尾底骨が階段とダイレクトに当たったようだ。

ともかく、この日はどうしても外せない用事があった(そのせいで、階段を走ってた)ので、痛みをこらえて、俺は急いだ。

…といっても、走ることなんて出来なかったが。(笑

<明日、2へ続く>

健康の秘訣

2003年7月24日
腰をひねる。
スキあらば腰をひねる。

コピーの出力待ちのときや、ファックスの送信待ちのとき。
ちょっとでも時間があったら腰をひねる。
勢いはつけずに、ゆっくりと。ただし、痛くない限界までめいっぱいにひねる。
なるべく遠くを、後ろの方を見るように。

トイレでもひねる。
自分以外に誰もいなければ、小用が済んだ後にひねる。ついでに足と肩のストレッチも行う。
目いっぱい腰をブン回しているときに、他の人が入ってくると奇妙に恥ずかしいのだが、それはガマン。
「腰の調子がなんか悪くてー、しんどいんっすよ〜」と笑顔で切り抜ける。

前に腰痛で医者にかかったとき、「毎日5分でもいいから運動せよ」と医者から指示された事に対する、自分なりの結論である。

ジョギングとか、そういうのが続く性質じゃない。
だからって、毎日スポーツクラブに行くほどマメでもリッチでもない。

自分が続けてやれるものの必須条件は「手軽にできる」だ。
で、現状に至るわけだ。

自席で仕事中でも、ちょっと手が空いて伸びをしたりしたら、ついでに腰をひねる。
コーヒーを入れにいったら、ひねる。
急がず、慌てず。
スキあらばじっくりとひねる。

なかなかどうして、この程度の運動(と呼べるのかどうか)でも、腰の調子はすこぶるいいのである。

リハビリ室

2003年4月15日
デスクワークな会社員ならではの病気といえば。
腰痛。
コレに尽きる。

俺も入社して数年としないうちに腰痛に悩まされはじめて、かれこれ○年。(ああ年寄り臭い…)
結構上手い付き合い方も心得てきた矢先、旧所属への出向を命ぜられ、そこでのハードワークとストレスのせいか、久々に仰向けに寝られないほどの腰痛に見舞われた。

腰はほうっておくとジジイになってからが怖いので、とっとと医者に行って窮状を訴えると、腰用の巨大なシップが処方され、リハビリ室でマッサージを受けるよう指示された。

さっそくリハビリ室へ。
腰のあたりをじっくりと暖めた後、カーテンの中でズボンとパンツを少し下ろした状態(半ケツとまでは行かないが)で、腰の痛いところに電気マッサージの吸盤をポコポコつけてもらう。

と、そこへ。

「はい、じゃあそこで横になってくださいね」という理学療法士のオバチャンの声に「はい」と応じたのは、なんとうら若き女性の声。
俺が腰に吸盤を貼り付けて転がっているベッドのすぐ隣に入る気配。

もちろんカーテンで完全ガードされているので、顔はおろか足先すら見えない。

それでも、まあ、それなりに妄想が働くわけだ。

こっちは半ケツ寸前。
向こうもおそらく同じ。

…………

…いや、いかんいかん。
疲れてるんだな俺。
早く家帰って、シップ貼って寝よう。そうしよう。

善きこと哉

2003年3月26日
忙しい。
非常に濃密な、ドロッとした仕事時間を送っている。でも、残業するほどではなく、せいぜい30分も残業しないで帰れる。

忙しさ、仕事量、という点だけみれば、異動前の部署と大差ないのかもしれないが、なにぶんにも、自分の集中力が違う。

現金なもんだが自分でもわかる。
仕事に集中して、どんどん撃破していく自分がよくわかる。
好きな仕事だからこそ、こうなるのだろうけど、「サラリーマン」という歯車のひとつであるなら、本当は旧所属でもこれくらいのモチベーションをもって仕事に臨まなくてはいけなかったはずだ。

でも、できなかった。
異動自体が不本意だったし、やらされた仕事は事前の話と違うし。
…旧所属については、もういっぱいグチったから、もうやめておこう。

まあ、今はともかく充実の日々を送っている。
今を大切に。俺に仕事を引き継いで異動していった同期と、同じ仕事レベルがこなせる自分にまで自分を引き上げるため、日々努力。

あー、いいなぁ。こういうモチベーションの高さって。
自分でも気持ちいいや。

審査、協議、決済

2003年3月18日
山のような書類。
種類はどの部署に行っても似たようなもんだ。
旧所属でも、ほぼ通用してたし。

所属が変わると変わるものといえば、決裁者。そして審査の方法、協議の方法、それぞれの担当者。

旧所属は完全に従来型で、プリントアウト=紙を何日もかけて社内の各部署に回し、直接捺印してもらってた。
でも今の部署は違う。俺が異動するより前から、電子決済が導入されていたのだ。

それが、俺が戻って来た今はさらに進化し、メールとアクションボタンを組み合わせて、連絡網のように次の決済(審査)者に書類と依頼が届くようなシステムになってた。
これってスゲー便利。

スゲー便利だけど、書類の内容にあわせて、誰に通すのか、誰が審査で誰が協議なのか、をいちいち確認していかなきゃいけない。
それにあわせて、メールの回る順序を変えたりしなきゃいけない。

これが覚えるのが大変なんだよな。
まあ、どの部署に異動したとて、決裁権限とは最初に躓くところなんだろうけど。

今日は電子決済書類を2件発信。2件は内容不備で起票者に戻し。
書類のチェックって疲れるなぁ…ホントに。

充実の日々

2003年3月17日
2週間ほど日記が空いてしまった。
その間、何があったかをかいつまんで書いていこう。
辞令発令後は、引継ぎの大詰めと、自分自身の引越しの準備とで、かなり忙しい日々を送った。
特に、旧所属出社最終日である5日は、みんなが帰ったころを見計らって、IEのブックマークやクッキーをネットワークドライブに退避させ(ホントはやっちゃいけない)、自分と志を同じくする=異動の希望を出しているKさんのパソコンでCD-Rにデータを焼いてもらった。
その間に、自分が残していくパソコンのお掃除。外観をキレイにする、だけじゃなくて、あんなソフトやこんなソフトのアンインストール。武士の情け(?)でAcrobatReaderだけ残しておいたが、他のIEを便利にするソフトは全部消してやったぜ。
仕上げにスキャンディスクとデフラグ。もっと時間があったら、HDDをイニシャライズしてWindowsを再セットアップしておきたかったくらいだ。

で、3/6より新所属というか、現所属というか、去年の今ごろは働いていた部署に異動。
いや、もう「復帰」でいいだろう。
どこで挨拶しても「お帰り!」だもんなぁ。
ある人に「脱北してきたの?」と言われたのが大いにツボに入ったので、それ以来「不肖らうる、凍える川を渡って脱北を果たし、無事戻ってまいりました!!」と敬礼するのがネタになった(笑。

組織変更に伴い多少変わっているところはあったが、ほとんどは異動前にやっていたのと変わらない仕事。引継ぎも非常にスムースで、どんどん仕事が回ってくる。
以前はちょくちょく仕事中にサイトを覗いてた(笑)のだが、そんな余裕もないくらい忙しいし、それ以前に、そんなことも考えないくらい仕事に集中できている。

このところ、気が付いたら定時のチャイム、というくらいの集中ぶり。すげーぜ、俺。

そんなこんなで、ちょっとこちらの更新が滞りました。
心配した方、もしいたらすんません。体調壊したとかじゃないんで。
以前にも増して元気に、快調に仕事してますんで。へへ。

辞令発令!!

2003年3月3日
3/1付での人事異動が発表された。もちろん俺の名前も載っている。
この書類を見るまで、異動を実感できなかった。でもこれでやっと、俺の異動がオフィシャルに告知されたわけだ。やりぃ。

月が変わったので月末月初の処理を自分でやりつつ、月末月初の処理を引き継いでいたところ、異動先の部長から
「辞令を手交するから来い」
とのメールが。

大変ありがたいんですが部長、こっちからそちらの部署まで、電車乗り継いで1時間はかかるんですが。
しかも、月末月初の処理のせいで、とても時間が取れないんですが。

とぼやいていたらK課長が「行ってこいよ。すぐ戻ってくるくらいなら時間あるだろ?」と社用車を確保してくれた。

ありがとう課長、初めて俺のために仕事してくれたね!!(爆

尻に帆かけて3/6から勤務予定の部署へ。
「今月から仲間になりますらうるです! よろしくお願いします!!」
と礼儀正しく挨拶しても
「またらうる君と一緒かぁ」
「お帰り〜」
ってな挨拶ばかり返ってくるのは、なんか変な気分。
でもそれがまたキモチよかったり。
さーて、後2日!!

多忙を極める

2003年2月26日
後任が来て、仕事を引き継いでいけば、自分はきっとヒマになると思ってた。定時で帰れるものと思ってた。
でもぜんぜんそうじゃナイ…。

定時中は引き継ぎで時間を取られ、後任のTさんには引き継がない仕事(先輩に戻す仕事)をやる時間がない。その分が全部残業時間に押し出される。

しかもTさん、やはりアビ○のパソコン検定しかもっていないだけのことはある、Excelを使った仕事をしてもらうたびに、操作をいちいち教えなくてはいけない。
ctrlキーを押しながらドラッグすると、そのとき選択されているものはコピー&ペーストされる、なんて基本だと思ってた俺が買いかぶりすぎなのか?
セルだろうがシートだろうが関係ないし、Wordでも同じ操作が有効、ってのは、それほど高等な知識だろうか?

仕事内容そのものを理解してもらう前に、もっとWordやExcelに慣れてもらわないと、何も出来ない。
そんなんじゃ、何も仕事を回せない。

たのむよ〜。
俺、来週の水曜までしかココにいないんだぜ?

後任のTさん

2003年2月19日
なんでも「パソコンの検定を持っている」という触れ込みだったTさん。
だが、面接官を勤めた上司が揃いも揃ってパソコン音痴だったので、誰に聞いても「なんて検定だったかなぁ…」と言うばかり。
で、フタを開けてみたら「ア○バのパソコン検定」だそうで。それって、TVCFでガ○ツ石松が「俺でも取れたぁぁ!!」ってやってるやつじゃんか(汗
別に権威あるどこかの機関(謎)による検定でも、文部省云々でもなく、アビ○の生徒なら受けられて、○ビバに通ってたら最低でも3級(一番下)は取れるっていう検定じゃないですか。
そんなモンの3級を持ってる、なんていわれても…ねぇ。

案の定、ブラインドタッチはできるけど、実務に役立つ操作方法や機能に対する理解は皆無。
Wordなら文章のベタ打ちはできる、Excelならタテ計は取れる、その程度。

おい、昼行灯な上司たちよ。
俺の仕事がその程度のスキルで何とかなると、マジで考えてたんじゃないだろうな?
悪いけど、このスキルじゃ続かない。力不足でストレス貯めてしまうのがオチだ。
いくら「適当に。出来そうな仕事だけ振って」と言われてもなぁ…。

Tさんに直接聞いてみたら「面接の時には『カンタンな営業事務』って説明しか受けてません」だと。
ほー、俺の仕事が『カンタンな営業事務』ねぇ。
じゃあお前らやりなよ。カンタンなんだろ? できるはずだよなぁ、課長やら部長やら、エラそうな肩書きもらってるんだからよ。

どうして「仕事に合わせた人材」を採ってくれないんだよ。
どうして「仕事を人材に合わせる」なんて真似をしなくちゃいけないんだよ。
わざわざ人材派遣会社に当たった結果がコレか?
お前ら、採用活動には向いてないぜ。俺が変わってやる(怒

後任決定(泣

2003年2月14日
朝のコーヒーを入れようとカップを台所から引っ張り出してると、T部長がひょっこりと顔を寄せてきた。
「あのさ、らうる君2号が決まったから」
「ホントっすか?!(喜」
内心、おせーよゴルァ!! だったが、決まったのでとりあえず一安心。
「で、どんな人っすか? スキルとか」
「らうる君と同じくらいの年齢、派遣社員。女性。パソコンでの実務経験あり」
よしよし。
「じゃ『奉行』シリーズもバッチリ使えるんすね?」
「いや、ソレは使えないって」
(゜Д゜)ハァ?
それってMUSTじゃないのか?! 採用時の最低条件にしてないのか?
だって俺の後任だろ? WORD、EXCELは今更聞く必要も無いほどの基本中の基本じゃないか。『奉行』シリーズ、できれば『商奉行』の経験がないと、今の仕事はとてもできないぜ?
まさか、そこから教えろって言うんじゃないだろうな?!

更に部長はさらりとこう言ってのけた。
「来週の月曜から来るから」

Σ(゜Д゜;)チョット待ったァァ!! 聞いてないよ!!
次営業日だって?!
引継ぎ書、殆ど出来てねーよ。
どの仕事を後任に引き渡すのかも決まってねーよ!!
仕事云々以前に、席がねーよ!! あいてる机なんてねーよ!!(滝汗

その辺を部長に切々と訴えてみたら
「まあその辺は、適当に。行き当たりばったりでいいからさ。適当にやってみて」

適当って…。
それじゃ後任がカワイソウだよ…(つД`)・゜・。

異動先決定!!

2003年2月13日
仕事を片付けつつ、引継ぎ書の文面を練っていた昼下がり。
1本のメールが入った。

 Subject:3月からよろしく

へ?!
差出人は…元の上司だ!!! 涼しげなバーコード頭の(笑

なんとまあ、出来すぎた話だが、元の職場に復帰できるようだ。社則どおりに。

コノヤロ、人事課長Yめ。
「元の職場に戻るというのは、社則上の『原則』でしかありません」とか言って脅したのはウソだったんだな?!
そうやって脅せば「じゃあ転籍します(汗」とでも言うと思ってたのか?

そんな姑息な手で人を陥れようとするなんて、もう人事部なんて二度と信用しないぞ。

連休の谷間

2003年2月10日
有休を1日消化したっかったんだが、あっさり却下。

取引先も、本社側の主要部所のえらいさんもお休みで、たいして仕事にならん。
だから引継ぎ書をしこしこと書く。
あ、今のご時世なら「ズダダダダッ、と打つ」ってのが正解かな。

後任者が未だ決まらず(汗)、どの程度まで掘り下げて書けばいいかが相変わらずわからないので、パソコンが使える社会人1年生、くらいを想定して、かなり平易に書いてみる。
すると、「売上とは」「利益計上とは」みたいな解説まで必要になってくる。ページ数がガンガン増える。

チョット待ったぁ!!
そこまでの素人は雇わないよな、まさか。
1週間で引継ぎを済ませろって言うくらいだから、最低限でもある程度の営業実務はある人間を雇うんだよな?

そうじゃなきゃ暴れるぜ俺。
出向解除まで、有休消化しながら休みつづけるぞ。

自業自得

2003年2月7日
突如、課長と先輩社員に呼ばれた。

会議室で何を話すのかと思えば、
「らうる君には仕事が集中しすぎてるみたいだから、俺たちに振れそうな仕事があったら振っていいよ」

(´∀`)そうすかーありがとですーアハハ
(;´∀`)アハハ…ハハ…ハ
(゜Д゜)………ポカーン
(:゜Д゜)ガク
((:゜Д゜))ガクブル
(((:゜Д゜)))ガタガタブルブル

どんな天変地異が起これば、あんたらの口からそんな台詞が出るんだ?!

俺が何時間残業しようが、総務から怒られそうな勤怠報告書を提出しようが、全然無視してくれた課長よ。
めんどい仕事、ややこしい仕事を全部俺に振って、しかも引継ぎ書もマニュアルもナシでマル投げして、自分はホクホクしながら定時に帰っていた先輩よ。

急にどうしたんですか?! ってのは愚問だな。
俺が出向解除でいなくなるから、みんなが俺に押し付けている仕事が全部自分のところに戻ってくるのを知って、ケツに火がついたんだろ?

お言葉には甘えさせてらいますよ。ええ。仕事、バンバン振らせてもふぁいますよ。
でもね、その台詞はちょっと遅すぎたよ。
もし、半年くらい前にそう言ってくれてたら。俺の仕事にもう少し上司らしい配慮をくれてたら。
俺は転籍に応じてたかもしれないんだぜ?

こーいうのをなんて言うか知ってるか?
「自業自得」
残念でしたね。自分のケツは自分でふけや。

遂にバレた

2003年2月5日
引継ぎ書をこっそり作るために残業してたら、カラ残業の大好きなお局様が
「らうる君、そろそろ上がれるんなら、一緒に帰らない?」と擦り寄ってきた。
「はあ、いいっすよ」
…ここで断ると、後が怖いのがお局様なんだよなぁ。


帰り道。
「ねえ、らうる君。私、らうる君にとっても怒りたいことがあるんだけど! いいかしら?!」
ヒィ。ななな、何ですか?!
"いいかしら"なんて言ってるけど「イヤデス」なんて断れる状態じゃない。

「らうる君って、出向解除になるんだって?」
「はぁ、そうみたいっすね。俺もつい最近聞いたんスけど(←ちょっと嘘)」
「どーして私に最初に言ってくれないの?!(半泣」
ハァ?
「一緒に仕事を頑張ってきた仲間じゃないのぉぉ!! 水臭いわよぉ!!」

あの…なんで最初に言わなかったの、って言われてもねぇ。
誰にも言うつもりが無かったんだよ。誰がばらしたんだよソレ。
あとさ、言えばお局様が今みたいに大騒ぎするのが目に見えてたから、アンタにだけは言いたくなかったんだよヽ(`Д´)ノ

その後、俺はひたすらお局様に「すんません」「すんません」と謝りっぱなし。
延々と「最初に言ってくれなかった」ということの功罪について泣き言を言われた。

カンベンしてくださいホントに。

腹が痛い

2003年2月4日
わき腹というか、胃の端っこというか。アバラの一番下というか。
その辺がキリキリ痛い。

前から、疲れがたまってきたり、強いストレスに晒された後だったりすると、痛むことがあった。
痛みがひどいときは、背中にまで突き通るように痛む。
槍が1本、腹から背中に貫通しているような激痛である。なんか、ランボーのワンシーンを思い出しつつ。

でも、会社の人間ドック検査では異常なし。
バリウム検査でも異常なし。
レントゲンにも何も映らず。
問診で切々と訴えてみたが、バリウムでもレントゲンでもなにもないなら…とスルーされた。

友達は「肋間神経痛じゃないのか?」と言うが…。
イテテテ。

2月ですが

2003年2月3日
現部署に勤めるのは今月一杯になったのに、まだ異動先の連絡がこない。
そればかりか、俺が異動する事自体が部内で伏せられたまま。
マジですかい?!

しかも引継ぎが最後の1週間(実質5日)と来たもんだ。
マジですかい?!

俺、もしかして騙されてるんじゃないのかな。
そんな気がしてきたよ。

1 2 3 4 5 6 7 8 >