今日もキチンと出社。
「おう、おはよう!」降圧剤が切れる夕方には記憶がぶっ飛ぶN部長がいる。
単身赴任中、トリ頭のO課長は、朝ごはんのコンビニサンドイッチを食べている。
「おはようございま~す」自分の補佐をしてくれる、準社のMちゃん。いつも出社が早い。
定時ギリギリになると、隣の席に、自分の上司であるY係長が駆け込んでくる。

チャイム。仕事が始まる。

「もうすぐボーナスだなぁ」
「そういえば部長、ボーナスで寿司奢る、って言ってませんでしたっけ?」
「あぁ?　そんな事言ったっけ?」
「いいましたよ!」「俺も聞きましたよ、部長」「ずっと楽しみにしてるんでけどぉ~」
「…聞かなかったことにしてくんない?　最近常務に怒られっぱなしだから、きっとオレのボーナス無いよ…」
「そんなぁ!!」「えぇーっ」「ぶうぶう~!!」
「そんじゃあ…寿司はダメだけど、飲み会くらいなら…」
「やったぁ♪」「おし、じゃあ今週の金曜、みんな空けとくように!!」「予約入れときますよ。いつもの店でいいですね」

ジリリリリリリリリリリリ…!!

…夢か。はぁ。

仕事の夢、しかも前の部署の夢を見るなんて。

ちっちゃい部署だったけど、ずっと忙しかったけど、仕事は楽しかった。上司もいい人ばっかりだったし。
今は部署そのものが解体されているので、部長も、係長も、みんなバラバラの部署に散っている。
年に1度くらいは飲み会名目で集合するのだが、ほぼ全員が「このメンツはいいよね~」と言う。

いかん、相当ストレス貯まってんなぁ…。
今日は早く寝よう…。

味噌汁が食いたくなった。
普通のじゃなくて、豚汁のように具沢山の奴。

スーパーで焼き豆腐、豚汁用の豚肉(見切り品)、エノキ、コンニャクを購入。
ニンジンはキライなので入れない(笑

買い置きのキャベツをざく切り。あると思っていたジャガイモがなかったので、泣く泣く諦める。

もうベコベコの行平鍋に湯を沸かし、豆腐以外の具を一度に入れる。
味噌を溶いて煮立ったところで豆腐投入。スダチが起きない程度に火を弱めて、少し煮る。
豆腐が少し崩れたところで完成!!
題して「らうる流・豚汁モドキ」!!

いやー、けっこうボリュームあった。

明日は残り汁にウドンいれて、「エセ煮込みウドン」でも作るか…。

今日のBGMは、最近発売された、ビートルズのベスト版である。27曲入り。
日本で買うと2800円だそうだが、自分は香港のHMVで120HK$(1800円弱)で買ってきた。

元々洋楽、ならば海外版を買っても大差あるまい、と思ったのだが、日本版との大きな違いが一つだけあった。

歌詞カードがナイ(爆
さすが海外版。

まあ、聞く分には支障がないんだけどさ、歌詞とか気になるときに、ちと困る。

ネット上で探すか…。

筆がムチャクチャ遅いのが身上だが、やればできるもんだ。

夕方、電車でひとっ走りして直参、無事完了。
ありがとう、ねこのしっぽさん！

あとはコピー新刊とペーパーと飾り物だぁ!!
がんばれー自分!!

原稿、終わってねー!!

ヤバいぞ自分!!
そろそろ入稿しないと落ちるってば!!(死

楽しいほどに貯まっているメールの山。
トレイで処理を待っている書類の数々。
いやぁ、現実ってこんなものだね。

３時くらいにお土産を配り、やっと自分も一息いれる。
しかし仕事はまだある。

もちろん残業したさ!!(；＿；

ホテルで最後の朝食。
焼き立てのワッフルで名残を惜しむ。

とりあえずトランクが閉まることを確認してから、DFSと超級市場へ。会社用のお土産や知人に渡す地元製お菓子等を買う。

チェックアウト後、空港へ。無駄に広い空港をウロウロする。
何事もなく離港。遠くなる空港を見つつ、また近いうちに訪れることを姉と誓う。

定刻通り成田着。勝手知ったる成田空港、30分ほどで入国手続＆荷物のピックアップ＆税関を済ませ、到着から1時間後のN’EXに滑り込む。

横浜からタクり、家に着くなりまずフトンを展開。それから風呂に湯を張り、荷物を解体。会社用の土産をセットアップし終わってから風呂、就寝。
おつかれさまでした〜。

今日、一足先に両親は離港。見送らなかった(爆

朝から尖沙咀站(チムサチョイ駅)近辺をうろつき、粥麺屋を物色。英語メニューとカタコトの日本語で誘ってきた店に適当に入る。
自分は豚肉団子の粥、姉はエビ入り伊府麺。飲み物は、香港ならではの[女乃]茶(ミルクティー)を取る。元英国領である香港は、珈琲なんかより紅茶の方がオイシイ、という話だったが…しかし、この[女乃]茶はすごかった。
何がすごいって…まあ、とても紅茶の味なんてしなかったくらいだから…うぷぷ。

昼は中環(セントラル)へ星環(スターフェリー)で移動。ワゴン式點心(ディムサム／点心)で有名な大會堂飯店へ。30分並んだ末、オイシイ點心にありつく。うほほ。

夕方まで銅鑼灣(コーズウェイベイ)近辺で時間を潰し、終了ギリギリの時間で中環の文華東方酒家(Mandarin Oriental Hotel)のClipper’s Rounge名物のハイ・ティーへ雪崩れ込む。これがこの日の夕食代り。

星環で尖沙咀へ戻り、ホテルへ。明日は帰国なので、早めに就寝した。

今日は[ｼ奥]門(マカオ)へ。
Turbo Jetという名前の水中翼船で移動。元々酔いやすい方で船は相当弱いのだが、さすが水中翼船、ほとんど揺れを感じず、船中で寝てしまったこともあり、酔わずに済んだ。

媽祖閣、聖パウロ寺院跡等を駆け足で回り、仕上げはリスボア・ホテルのカジノ。
カジノへ入るには荷物検査を受け、金属探知器を通る。更にカジノ内の写真撮影は禁止の上、男性は大きなカバンの持ち込みが禁止されている。さすが、黒会社(ヤクザ)が仕切るだけのことはあるなぁ。
多少スロットマシンで遊んだが、カジノなんて胴元が儲かるシステムになってるのが筋だから、最初から当たるなんてことは期待してなかった。

ただ、マカオでは1000万円以上の不動産を買うと、もれなくマカオ居住権がついてくるそうだ。
それはちょっと欲しいかも。

夕方香港へ戻り、夕飯はThe Regent内の麗晶軒(ライチンヒン)へ。DressCode付きの店なので、わざわざ持ってきた一張羅を着込んで臨む。
料理は言わずもがな。最後のマンゴプリンは、もう言うこと無し!!

両親は朝から1日観光へ。
ホテルの餐廳(レストラン)で美式早餐(ビュッフェ式朝食)としゃれ込む。
目の前でスクランブルエッグを焼いてくれたかとおもうと、ホコホコの萬頭や粥、味噌汁があったりと、至れり尽くせり。
朝っぱらから食べ過ぎてしまう。

昼は、現地在住の姉の知り合いと落ち会い、昼食をご馳走になる。この人は広東語がペラペラで、現地の人しか行かないような店に連れていってくれた。多謝。

食後は黄大仙(ウォンタイセン)寺院へ。地元の人がけっこう熱心にお祈りしていた。写真撮ってバチあたらんだろうか。

夕飯は両親と共に、中環(セントラル)の名店、[金庸]記(ヨンキー)飯店へ。移動はもちろん星環(スターフェリー)。尖沙咀(チムサチョイ)から中環への移動に、地下鉄を使うのはペケ!!である。
散々並んだ後だけに、名物の鴨料理は美味しかった。

「並ぶ」「待つ」「混む」が大嫌いな父がハンドルを握り、一路車で成田へ。
渋滞もなく、７時ごろには無事到着。

開いていたレストランで朝食を済ませる。

自分より海外渡航回数が多いくせに出国手続をちっとも覚えない母と、海外旅行をあまり好まない父を、姉と二人がかりでサポート。
DUTY FREE SHOPで化粧品や酒を買う手伝いをしてやり、飛行機にぶっこむ。

４時間ほどで香港着。
ランタオ島の新空港は初体験。啓徳空港のスリリングな着陸が見れなくて、なんか香港に着いた気がしない。

市街地までは車で30〜40分。
宿はThe Regent(麗晶酒店)。ハス向かいのThe PENINSULA(半島酒店)が本命だったが、満室で取れず。

夕飯は近所にある竹園海鮮飯店。今の時期は、大閘蟹(上海カニ)が旬である。
香港人も食べにくる店ということで広東語が飛び交うが、日本語メニューがあるので問題無し。カタコトの日本語が通じる店員を相手に、大閘蟹のコースをオーダーする。
もう、ゲキウマ。10月〜11月に香港に旅行する機会があるなら、そしてカニアレルギーでないのなら、是非食べることをオススメする。

いったん、両親と共にホテルに戻ったが、食休み後、コンビニと超級市場(スーパー)を求めて放浪。現地製の怪しげな飲み物を買う。薔薇茶らしいが激甘だった。

ぐはぁ。

旅行出発前日は実家に泊る予定になっていた。
しかし荷物のパッキングが終わってない。

バタバタしている間に母が車で迎えに来てしまった(実家は車で30分ほど)。
買ったばかりのケータイで、まだかまだかと電話してくる。

ええい、ままよ！
最低限のモノ−現金、パスポート、クスリ−だけを再確認して、あとは出たとこ勝負!!

案の定、少々忘れ物が。
ただ、無くてそれほど困るものじゃないし、香港ならたいていの品物が(日本製の物すら)手に入るので、まあ良しとする。

コタツを押しのけて、実家から借りてきた旧式のサムソナイトを6畳間でヒラキにする。
さー、荷物つめるぞー!!

一通り思い付くモノを詰め、それから足りないものを買いに横浜へひとっ走り。
西口は町中がもうクリスマスになってた。旅行から戻って原稿も済んだら(それっていつだよ…)、じっくり見て歩きたい。

薬を小分けするケースやら、機内持ち込み＆街歩き用のカバンやら、レンズ付フィルムやら、アレコレ買ってすぐ戻る。
横浜VIVREってのは、店内音楽は最大音量で、各テナントが好き勝手に鳴らしていい事になってるんだろうか？　買い物している間、鼓膜が粉砕されそうだった。

5日分の薬をちまちまと仕分け、再確認。
香港はたいていのモノは手に入るので、なきゃ困るものだけはしっかり用意する。

買ってきたばかりのカバンにパスポートやらを移す。
ん。イイカンジ。

明日は会社で、休み中の仕事を引き継いでおかないと…。

医者の処方薬でぴたりと直った耳鳴り。
「それじゃあ、薬を減らしましょう」と医者に言われ、新しい薬を処方された翌日から、耳鳴りが再開。
なんとわかりやすい…。
22日はまた耳が聞こえないくらいの耳なりになってきたので、仕事もそこそこに耳鼻科へ駆け込む。

減らした薬はステロイド系で、一定期間の服用を続けたら、急に止めると身体に害が出るらしい(怖
だから早めに減らそうとしたそうだ。

しかし減らすと耳鳴りが復活。ということで、ステロイド剤の服用再開。

はぁぁ…。

だんだん妙な感じになってきた。

会社から帰宅して、夕飯やらが済むのが9時ごろ。
で、その後風呂が沸くのを待つ間に原稿やらやっていると…寝てしまう。コタツに入ったまま。
風呂はキッチンタイマーを使っているので、沸かし過ぎることはないが、「じゃ、風呂に入る前にもうひと作業…」と思って原稿を再開すると…やっぱり寝てしまう。
たいてい１１時〜１２時頃には寝てしまっている。

で、目が覚めるのが、２時か３時。
「もう寝るか…でもその前に、とにかく風呂には入らなきゃ…」と、階下の迷惑を気にしつつ風呂に入る。
すると、頭がスッキリ。目が覚めてしまう。
「じゃ、ちょっと原稿やるか…」
と作業を始めると妙に捗り、気がつけば朝の５時を回っている。

通常、目覚し時計は６時すぎに鳴るようにセットしてあるので、
「今から寝るのも馬鹿馬鹿しいや」
と作業を続行。

結局一歩も布団に入らずに朝まで過ごし、何事も無かったように出社。
このところ、こんなカンジで仕事している。(いいんだろうか)

ただ、一晩中、部屋の電気とコタツを使いっぱなしだ、と思うと、電気代が恐ろしい…。

まあ、あと１ヶ月くらいの辛抱だが。身体が持つかどうか…。

時代劇はけっこう好きだ。
Ｎ○Ｋお得意の、ドキュメントタッチの大河ドラマもいいが、民放お家芸の「娯楽時代劇」の方もいい。
どちらかというと「一件落着」「どっと払い」
な「暴れん坊将軍」や「遠山の金さん」よりも、殺陣の華やかな方が好きで、古いところでは「必殺仕事人」や「影の軍団」等は好んで見ていた。

そんな中で、必ず見ていたのが「水戸黄門」だ。
大いなるマンネリ、○十年続いた予定調和が、自分は好きだった。
最後の乱闘、そして印篭がばぁ〜んと。御老公高笑い。ううん、いいねぇ。

その「水戸黄門」、新世紀に向けてオールキャストを入れ替えることになったので、１１／２０放映分が現レギュラー最後の揃い踏みなのだ。

しみじみ。
全員が笑顔で街道を行くラストシーンを見ていたら、なんか感慨深いモノがあった。

次の助さん、格さんは、ついに自分より年下の俳優となってしまった。格さん役に至っては、かつての助さん・杉良太郎の息子である。うわぁ。
まあ、御老公が石坂浩次、という時点で覚悟はしていたが、ここまで若返りするとは。

新しい「水戸黄門」は来年のOAになる。
若々しく知性輝く御老公(と呼ぶには若い気もするが)と、まさしく若侍の助さん・格さんは、どんなドラマを見せてくれるのか。
ちょっと楽しみであった。

ちょっと日付は溯って金曜日、久々にココロから楽しんで映画を見た。
その名は「ストリート・ファイター」。

知らない方の為に補足すると、アーケードゲーム(いわゆる「ゲーセン」にあるゲーム)で空前の大ヒットをした「ストリート・ファイターII」という対戦格闘ゲーム(カプコン製)の、アメリカ製実写映画である。

主演のガイル大佐役はジャン・クロード・ヴァン・ダム。敵ラスボスのミスター・バイソン役には、故ラウル・ジュリア。この辺はなかなかゴージャスである。

しかし、肝心の話の方は…もう爆笑巨編!!　立派なＢ級アクション映画であった。

まず、ゲーム版の設定で引っ張ってるのは、キャラ名と格闘スタイルくらい。あとはメチャクチャ。

何が一番良かったかといえば、やはりミスター・バイソンだろう。
６ボタン＋８方向レバー(しかも2P仕様)のコンパネで機雷を発射したり、掴まえたチュン・リーを自室に連れ込んでムフフなことをしようと企むが、逆に散々ボコられてアタフタと逃げ出す姿は泪を誘った。

更に、手からイナヅマをバリバリ発射して「日本はこの技術で列車を走らせている」とのたまうミスター・バイソン!!　飛ぶ!!　光る!!　回る!!　ドッギャァ〜ン!!!!
磁力ってイナヅマだったのかぁ!!

もう、膝を打って笑った。笑いまくった。
原稿どころではなくなってしまった。

心残りなのは、これが名優ラウル・ジュリアの「遺作」になってしまった、ということである。
…いいんだろうか……。

まず通院。耳鼻科で神経性難聴の再検査。
左耳の難聴を直すはずの投薬が、やはり右耳にも効果がでて、右耳の聴力大幅アップ。先生に笑われた。
左耳の耳鳴りも収まってきたので、クスリが1種類減る。ラッキー。
でも、「胃が荒れる」副作用があるクスリは継続。医者も薬剤師も「胃は大丈夫ですか？」と聞いてくるが、これが何ともなかったりする。自分の胃袋は鋼鉄製らしい(笑。

続いて、来週末からの香港旅行に必要な書類が届く。
日本の出入国管理票、香港のEntry Card、そして航空券の受け取り票。
来週の今ごろは、もう空の上の人なんだ、と思うと感慨深いが、トランクはまだ空っぽ。

原稿を切りのいいところまで進めたら、早速つめないと…。

金曜の定時前、といえば、何処の社内もダレているだろう。
我が上司も、通常なら翌日のゴルフ(毎週末行っている)に気もそぞろ、余裕があれば「打ちっぱなし」
に行くために早退することもあるのだ。

そうとなればこちらも定時ダッシュ可能…なんだけどね。

上司、気難しい顔をしたまま帰ろうとしない。というより、何かを待っている。
課長、係長がつぎつぎと情報を持って現れる。それを確認し、どんどん頭に叩き込んでいく上司。

と、いうことは。
これは、会議の前触れである。

かくして、定時を過ぎた18時より、緊急会議が始まった。
会議が始まる前に帰ってしまえればよかったのだが、そのタイミングを逃してしまったので、会議が終わるまで待機しなくてはいけない。
会議の結果を受けて、至急の仕事が発生する可能性があるからだ。

会議開始1時間後の19時、会議室から戻ってきた上司の「OK」のボディーランゲージを見るなり、そそくさと帰ったのは言うまでもない。

なんか昨日の日記、「きもち」をまちがえてるなぁ。
「疲れ」を選んだつもりだったんだけどなぁ。

それはさて置き。
香港へ行くまで、あと１０日を切った。
しかし恐ろしいことに、何も準備していない。
そろそろ荷物を詰め始めなきゃ…とは思ってるんだけど、こうも忙しいと、それもついつい後回しになってしまう。

結局今朝も4時間睡眠。耳医者から「睡眠不足はいかん」と言われていたので、案の定耳鳴りが戻ってきてしまった。
クスリを飲んだら収まったが、このままじゃドーピング期間、延長かな…。

ま、いいか。何とかなるでしょー（＾＾；