月曜の密かな楽しみ

2000年11月20日
時代劇はけっこう好きだ。
N○Kお得意の、ドキュメントタッチの大河ドラマもいいが、民放お家芸の「娯楽時代劇」の方もいい。
どちらかというと「一件落着」「どっと払い」
な「暴れん坊将軍」や「遠山の金さん」よりも、殺陣の華やかな方が好きで、古いところでは「必殺仕事人」や「影の軍団」等は好んで見ていた。

そんな中で、必ず見ていたのが「水戸黄門」だ。
大いなるマンネリ、○十年続いた予定調和が、自分は好きだった。
最後の乱闘、そして印篭がばぁ〜んと。御老公高笑い。ううん、いいねぇ。

その「水戸黄門」、新世紀に向けてオールキャストを入れ替えることになったので、11/20放映分が現レギュラー最後の揃い踏みなのだ。

しみじみ。
全員が笑顔で街道を行くラストシーンを見ていたら、なんか感慨深いモノがあった。

次の助さん、格さんは、ついに自分より年下の俳優となってしまった。格さん役に至っては、かつての助さん・杉良太郎の息子である。うわぁ。
まあ、御老公が石坂浩次、という時点で覚悟はしていたが、ここまで若返りするとは。

新しい「水戸黄門」は来年のOAになる。
若々しく知性輝く御老公(と呼ぶには若い気もするが)と、まさしく若侍の助さん・格さんは、どんなドラマを見せてくれるのか。
ちょっと楽しみであった。

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