知られざる過去

2001年2月6日
T主任が、ビデオを持って現れた。
タイトルは「カネゴン」。
円谷プロの、金属が大好きな怪獣の話である。
どうやら、TVシリーズのものらしいが、初代作品らしく、映像が白黒なのだ。

定時後、社内のビデオデッキで、この「カネゴン」の上映会が始まった。
で、なぜ「カネゴン」かというと。

下のフロアの某部署にいるA課長が、この作品に子役俳優として出演している、というのだ。

チョイ役かと思っていたら、主人公の遊び仲間の一人で、そこそこ台詞もあった。
何より驚いたのは、かなり昔のフィルムのビデオ化なので映像の状態があまりよくないのだが、それでもA課長だと一目で分かる顔だったのだ。
顔、変わってねーよ…A課長…。

「世が世なら、今ごろ大俳優だよ」と部長は言う。
そーなのか…。知らなかったよ。

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