猫の話
2000年12月7日りあポンさんの日記に触発されて。
20年近く前、当時は助(すけ)という名の、ちょっと気の荒いオス猫を飼っていた。
そんな我が家に、若いメス猫フラリとやってきた。
そのメス猫は数ヶ月〜半年程度の大きさで、野良猫にあるまじき毛づやの良さ、清潔さ、そして人懐っこさを持っていた。
それまでに、近所でこの様な猫を見掛けた事はなかったので、「心無い人がこの辺りに捨てていったんだろう」というのが家族の結論となった。
家族全員が猫好き。とても見放せなかった。
目がクリクリとして大きかったので、クリという名になった。
最初は庭先に段ボール小屋を作ってやり、そこで餌を与えることにした。先住猫・助との相性を考えての事だった。
だが、どんな猫でも庭先を通ろうものなら、即、領土侵犯でケンカを吹っかける助が全くクリの存在を怒らず、クリも5キロ近い巨漢猫の助を全く怖がらず、気が付いたらクリは家に上がり込み、家族の一員になっていた。
家族で金を出し合い、クリには避妊手術をした。
それから数年過ぎた冬。
十数才をすぎていた助は散歩に出たまま帰ってこなくなり、クリだけが残った。
晩年、クリにステキなカレシができた。
数軒先に越してきた家族が飼い始めた、ちょっと助に似た若いオス猫・ラルだった。
クリは(避妊済みのせいもあるのだろうけど)ラルにはクールに接していたが、ラルはもうゾッコンだったようで、事あるごとに庭にやってきてはラブソングを歌い、喉を鳴らし、スプレイをして帰っていった。
クリが亡くなって丸2年過ぎた今でも、ラルは実家に遊びに来ている。どうやら、クリの縄張りを引き継いだようで、必ず巡回に来るのだ。
あと、ラルの家では別の猫を飼い始め、どうやらラルは肩身の狭い思いをしているらしいのだ(笑
がんばれラル!!
20年近く前、当時は助(すけ)という名の、ちょっと気の荒いオス猫を飼っていた。
そんな我が家に、若いメス猫フラリとやってきた。
そのメス猫は数ヶ月〜半年程度の大きさで、野良猫にあるまじき毛づやの良さ、清潔さ、そして人懐っこさを持っていた。
それまでに、近所でこの様な猫を見掛けた事はなかったので、「心無い人がこの辺りに捨てていったんだろう」というのが家族の結論となった。
家族全員が猫好き。とても見放せなかった。
目がクリクリとして大きかったので、クリという名になった。
最初は庭先に段ボール小屋を作ってやり、そこで餌を与えることにした。先住猫・助との相性を考えての事だった。
だが、どんな猫でも庭先を通ろうものなら、即、領土侵犯でケンカを吹っかける助が全くクリの存在を怒らず、クリも5キロ近い巨漢猫の助を全く怖がらず、気が付いたらクリは家に上がり込み、家族の一員になっていた。
家族で金を出し合い、クリには避妊手術をした。
それから数年過ぎた冬。
十数才をすぎていた助は散歩に出たまま帰ってこなくなり、クリだけが残った。
晩年、クリにステキなカレシができた。
数軒先に越してきた家族が飼い始めた、ちょっと助に似た若いオス猫・ラルだった。
クリは(避妊済みのせいもあるのだろうけど)ラルにはクールに接していたが、ラルはもうゾッコンだったようで、事あるごとに庭にやってきてはラブソングを歌い、喉を鳴らし、スプレイをして帰っていった。
クリが亡くなって丸2年過ぎた今でも、ラルは実家に遊びに来ている。どうやら、クリの縄張りを引き継いだようで、必ず巡回に来るのだ。
あと、ラルの家では別の猫を飼い始め、どうやらラルは肩身の狭い思いをしているらしいのだ(笑
がんばれラル!!
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